初心者以外にもオンライン英会話は有効
英語に限らずいかなる物事においても、初心者の人数がもっとも多く、上級者の人数がもっとも少なくなります。
まさに上の画像のピラミッドのような人数の割合になります。
英語講師をしている私自身もTOEIC900点、英検準1級とそれなりに英語の上級者です。
英語の上級者の多くが経験し感じていることとして、自分の英語力が上がれば上がるほど、自分に合った教材などの学習アイテムがなくなっていくということがあります。
これは当然のことで、世の中には英語の初心者がもっとも多いわけであり、ほとんどの英語教材や参考書などは初心者向けになっているからです。
英語教材でいえば90%程度が初心者を対象レベルにしてあるように私は感じます。
↑私が購入した英語教材
実際に、上級者を対象とした英語教材はほとんどありませんでした。
私が指導をしている英会話スクールでも、やはり初心者向けのコースが中心です。
そして、中級者~上級者となるとコースも受講者も減ります。
比率でいえば、初心者コースが7割、中級者~上級者コースが3割という感じです。
このように初心者を中心に設計されているのが英語学習の業界です。
しかし、これがオンライン英会話となると、その比率が大きく変わります。
私自身が英語を教える仕事をしているため、オンライン英会話の講師にも英語を教える立場としての質問をいろいろしたことがあります。
その中で、もちろんこの質問もしました。
オンライン英会話のユーザーはどのレベルの層の人が多いのか?
そのときほぼ全ての講師が同じ回答をするのですが、オンライン英会話のユーザーは初心者(beginner)、中級者(intermediate)、上級者(advanced)の比率がほぼ一緒ということです。
英語学習者の中で人口比率がもっとも少ないとされる上級者が、オンライン英会話では他のレベルのユーザーと割合が同じという事実から、英語の中級者や上級者が好んでオンライン英会話を使っていることが分かります。
オンライン英会話に偏っていると言ってしまってもいいでしょう。
私自身もオンライン英会話を使ってみて、英語の中級者~上級者でも満足のいく学びが得られると強く感じました。
日本人の英語学習者の特徴として、座学中心の英語教育を受けてきたため、語彙力や文法知識はあるものの、スピーキングやリスニングなどの実践的な英語スキル欠けるということが言われています。
島国という国土的な要因もあり、日本で生活する限りは実践的な英語を使う必要がないのものこれを後押ししています。
そのため、日本人の英語学習者は単語や文法など知識的な英語力が高いタイプの中級者~上級者が多い傾向です。
このような知識中心の英語の勉強をしてきた中級者~上級者に求められることは、英語を話す経験をどんどん積むことです。
語彙力や文法知識などの基礎がある人は、オンライン英会話で英語を話す経験さえ積めば、実践的な英語スキルが飛躍的に上達していきます。
これは間違いありません。
本人たちもこのことに気がついているからこそオンライン英会話を使い、その結果としてオンライン英会話は中級者~上級者の比率が高いのだと思います。
また、すでに英語での高い会話能力があっても、それを維持するために、実践的な練習が欠かせないと考えている中級者~上級者も多いはずです。
英語スキルの感覚維持のために使うのなら、コストの面でオンライン英会話がベストでしょう。
初心者でもマンツーマンで丁寧な指導を受けられるのがオンライン英会話ですが、中級者~上級者にも用途としてピッタリなのもオンライン英会話です。
やはりこのようなメリットは、完全マンツーマンで個人のレベルや目的にカスタマイズしたレッスンを受けられるオンライン英会話ならでは特徴ではないでしょうか。
今現在英語の中級者~上級者で使うテキストがない・・・英語を話す機会がほしい・・・と感じている人はぜひオンライン英会話に挑戦してみてください。
とにかく価格が安いのでコストパフォーマンスは抜群です。